複数のHDオーディオ・インターフェースを使用する ときは、SYNC HDがLoop Syncチェーンの最初か
つ最後のユニットになります。
MachineControl
MachineControlを有効にしたPro Toolsシステムでは、
SYNC HDは制限付シリアル・デッキ・コントロール
のみに対応します。 MachineControlオプションのす
べての機能を使うには、ホストのPro Toolsコンピュー
ターとの直接のシリアル接続が必要です。
シリアル・デッキ・コントロール・モード
(ノンリニア・デッキのみ)
SYNC HDの9ピン・ポートに接続する場合は、シリ
アル・デッキ・コントロール・モードを部分的にしか 使用できません。
SYNC HDへ外部デッキを接続するには:
SYNC HDの[9-pin Out]ポートから外部デッキ の9ピン・コネクターへ、標準の9ピンケーブルを
接続します。
SYNC HDの[9-pin Out]ポートへは、デッキを2
台まで接続できます。一度にコントロールできるのは1
台のデッキだけで、Pro Tools内からコントロールする デッキを切り替えます。 SYNC HDのこれらのポートは、
9ピン・リモート・(デッキ・エミュレーション)モード を除くすべてのMachineControlモードに対応してい
ます。
9ピン・リモート・デッキ・エミュレーション・
モード
9ピン・リモート・デッキ・エミュレーション・モー ドは、ホスト・コンピューターへの直接のシリアル接 続を必要とします。
マシン、デッキ、その他の機器への同期と タイムコード接続
以下のセクションでは、異なるアプリケーションに対 し て 必 要 と な る 接 続 に つ い て 説 明 し ま す。タ イ ム コード・アプリケーションについて詳しくは、第6章
「追加同期情報」をご参照ください。
ビデオ・ソースを接続する
このセクションでは、ハウス・ビデオ・リファレンス
(SDまたはHD)を使用するときに必要な接続につい て説明します。
SYNC HDをハウス・シンクに同期させるには:
ハウス・ビデオ・リファレンス、ブラック・バー ス ト、ま た は ト ラ イ レ ベ ル・シ ン ク・ソ ー ス を
SYNC HDの[Video Ref]ポートへ接続します。
入力されたSDビデオ信号にSYNC HDを直接同期 させるには:
SDビデオ信号をSYNC HDの[Video In]ポート
へ接続します。
タイムコード・ウィンドウ・ダブのキャラクター・ジェネ レーター
SYNC HDは、[Video In]ポートから受信したSD信号
上にタイムコード・ウィンドウ・ダブを生成できます。
Pro Tools拡張システムのLoop Sync接続
性能が限られているため、この構成は主にノンリ ニア・デッキと共に使用します。
MTC OUT HOST SERIAL
AC 100-240V, 50-60HZ, .5A 30W
VIDEO REF 9-PIN OUT 2
9-PIN OUT 1
WORD CLOCK (1x,256x) VIDEO
L T C
I
N A E S
I
N A E S O U T L T C O U T IN
OUT
IN
OUT IN
OUT LOOP SYNC INTERNALLY
TERMINATED
BI-PHASE / TACH / GPI / PILOT SERIAL NUMBER 964530300294856
SYNC HD
HDインターフェース
Loop Sync
MachineControlの接続と操作について詳しくは、
『MachineControlガイド』をご参照ください。
[Video Ref]ポートは、ノンターミネート、ルー プスルー接続です。 2番目の[Video Ref]ポート を使用しないときは、必ず付属の75オームBNC 抵抗でターミネートしてください。
[Video Ref]コネクターへ接続されているHDビ デオ・リファレンス信号がある場合でも、SDビ デオ信号を[Video In]コネクターへ接続して ウィンドウ・ダブを生成することができます。
SYNC HDのタイムコード・キャラクター・ジェネ レーターを使ってウィンドウ・バーンを生成するには:
1 SDビデオ信号をSYNC HDの[Video In]ポート
へ接続します。
2 SYNC HDの[Video Out]ポートを他のビデオ
機器へ接続し、信号がチェーンの最後の機器によっ てターミネートされるようにします。
LTCの接続
SYNC HDにはLTC入出力コネクターがあります。
LTCをSYNC HDへ入力するには:
ご使用のマシン、シンクロナイザー、その他の機器 のLTC信号を、SYNC HDの[LTC In]ポートへ
接続します。
LTCをSYNC HDから出力するには:
SYNC HDの[LTC Out]ポートをご使用の外部 機器に接続します。
ワードクロック機器の接続
SYNC HDのワードクロック入力ポートと出力ポー
トは同時に使用できます。 DATマシン、DA-88、同様
のデジタル機器からの1xクロックにSYNC HDをロッ
クさせたいときはワードクロックを使用します。
HDインターフェースにはそれぞれ独自のワードク ロック入力があり、追加のクロック・オプションと柔 軟性を提供します。
ワードクロックをSYNC HDへ入力するには:
マスター・ワードクロック信号、またはマスター機 器からのワードクロックを、SYNC HDの[Word Clock In]に接続します。
SYNC HDからワードクロックを供給するには:
SYNC HDの[Word Clock Out]を、デジタル機
器のワードクロック入力に接続します。
SYNC HDの[Word Clock Out]ポートが、ワード
クロックに対し1xに設定されていることを確認して ください。
ワードクロックには、位置情報は含まれません。同期 した状態で複数の機器を再生または録音したい場合は、
これらの機器へポジショナル・リファレンスを供給す る必要があります。
AES/EBU機器の接続
AES/EBUクロック・リファレンスをSYNC HDへ 入力するには:
機器のAES/EBU出力をSYNC HDの[AES/EBU In]へ接続します。
SYNC HDからAES/EBUクロック・リファレン スを供給するには:
SYNC HDの[AES/EBU Out]を、DATマシン
または他のデジタル機器のAES/EBUリファレン
ス入 力へ接 続し ます。(AES/EBUク ロック は 176.4kHzまたは192kHzのサンプルレートには対 応していません。)
MIDIタイムコード機器を接続する
SYNC HDの[MTC Out]ポートは、MTC互換の
コンソール、シーケンサー、照明装置、その他の機器 が同期するよう、変換(LTC、VITC、バイフェーズ
から)またはMTC生成によってMIDIタイムコード
を供給します。
[MTC Out]ポー トから のMIDIタ イムコ ードは、
SYNC HDのフ ロント パネル に表 示され るタイ ム
コード・アドレスに常に一致します。 SYNC HDから
のMTCを別のMTC互換機器に供給するには、以下 の通り機器を接続します。
SYNC HDからMTCを受信するようMTC互換機 器を接続するには:
SYNC HDの[MTC Out]ポートを、標準MIDI
ケーブルを使用して機器の適切なMIDI入力へ接
続します。
SYNC HDは、タイムコードを生成してポジショ ナル・リファレンスを他の機器に供給できます。
「タイムコードのオフセットの補正」(113ペー ジ)をご参照ください。
Pro ToolsとMTC
Pro Toolsは、SYNC HDの[Host Serial]ポートへ
の接続を通してSYNC HDからMTCを受信します。
この信号は、標準のMIDIタイムコードを含みませんが、
Pro Tools専用に設計された高品質タイムコード信号
です。 Pro Toolsは、MTCを受信するためにMIDIイ
ンターフェースを必要とはしません。
MTCは、SYNC HDがタイムコードを生成するとき
は常に出力されます。このMTC出力は、タイムコード
(LTC)がアイドリングのときはミュートできます。
詳しくは、「MTC出力とアイドリング中のミュート」
(118ページ)を参照してください。
ソフトウェアのインストレーション
以下のセクションでは、Pro ToolsとSYNC HDを使
用するために必要なソフトウェアのインストール方法 について説明します。
Pro ToolsシステムとSYNC HD
SYNC HDを使用するために必要なソフトウェアは、
すべてPro Tools |ソフトウェアと共にインストール
されています。
SYNC HDのファームウェアのアップデート SYNC HDのファームウェアは、Avid DigiTestアプ
リケーションからアップデートできます。
SYNC HDのファームウェアをアップデートするには:
1 以下のいずれかの方法でSYNC HDがコンピュー
ターへ正しく接続されていることを確かめます。
• SYNC HDがPro Toolsシステムへ接続されている 場合は、HDXまたはHD Nativeカードのシリアル・
ポートへ接続されていなければなりません。
• Pro Toolsを使用せずにWindowsコンピューター
へ接続されている場合は、標準のシリアル・ケーブ ルを使ってコンピューターの[COM 1]ポートへ
接続されていなければなりません。
2 Pro Toolsが起動していないことを確認します。
3 Avid DigiTestアプリケーションを起動します。
4[SYNC Firmware]をクリックします。
5 1番目のHDXカード、HD Native PCIeカード、
またはHD Native Thunderbolt周辺機器上のシリ
アル・ポートへのシリアル接続を使用している場合、
ポップアップメニューでHDXまたはHD Native
を選択していることを確認してください。
6 SYNC HD のポート接続の種類(シリアル・ポー
トまたは[COM Port])を選択します。
7 アップデートする同期機器の種類([SYNC HD])
を選択します。
8[Begin Update]をクリックします。
9 使 用 す る フ ァ ー ム ウ ェ ア の フ ァ イ ル を 探 し、
[Open]をクリックします。
10画面の指示に従って、[Set]ボタンを押したまま
SYNC HDの電源を入れ直します。
11ファームウェアのアップデートが完了するのを待 ちます。アップデート中はSYNC HDの電源を切
らないでください。
12アップデートが完了したら、画面の指示に従います。
13[Quit]をクリックしてAvid DigiTestアプリケー
ションを終了します。
ISYNC /O のエミュレート
バージョン7.4以上のPro Toolsと共にSYNC HD
を使用している場合は、Pro Toolsは自動的にSYNC HD
を認識します。
バージョン7.3以下のPro Toolsと共にSYNC HD
を使用している場合は、SYNC I/Oをエミュレートす
るようSYNC HDを設定してください。
SYNC I/OをエミュレートするようSYNC HDを 設定するには:
1[Set]を押し、[Up]と[Down]スイッチを使って
[Device ID](dEuicE id)を表示します。
2[Set]を押します。 LEDのタイムコード・ディス プレイが、ユニットの現在の機器IDを表示します。
(SYNC HD(SYnc HD)ま たは SYNC I/O
(SYnc IO))
3[Up]または[Down]スイッチを押し、機器 ID
を切り替えて[SYNC I/O](SYnc IO)を表示し
ます。
4[Set]を押します。
使用 可 能な SYNC HD の機 能 は、ご 使用 の Pro Toolsソフトウェアのバージョンにより異なり ます。詳しくは、www.avid.comをご覧ください。